トラステッドソリューションズは3日、情報の共有と保護を両立するセキュリティ・ソリューション「Trusted Exchange Manager V2(TEM2)」を3月31日に発売すると発表した。 同製品は、2004年6月に発表された「Trusted Exchange Manager」に対して利便性を損なうことなく大幅に機能追加が行われたバージョンアップ版で、個人情報保護法に対応した新時代のファイルサーバ製品になったとしている。 TEM2は、社内や部門のファイルサーバとしてだけでなく、インターネットを利用した会社間での情報の共有や転送も実現可能。普段使っているエクスプローラからファイルを選んで、あらかじめ設定をしたフォルダに入れるだけで、重要なファイルを安全に取り扱えるという。また、アクセス権に加え使用権の設定もでき、勝手に持ち出したり、メールに添付して送信したりできないようなファイル・フォルダ管理が行える。さらに、サーバへのアクセスログを取得しているため、ISMSなどの監査で必要となるファイルに対するトレースも容易に行えるとしている。■TEM2の動作環境●サーバ動作環境OS Redhat Enterprise Linux 3 ES Standard Windows Server 2003(予定) ※動作確認済みプラットフォームは随時公開予定●クライアント動作環境OS Windows XP(SP1) Windows 2000(SP4)