ソフトイーサは、SoftEther VPNソフトウェアの次期バージョン「SoftEther VPN 2.0」の新しいベータ版、Beta 2の無償ダウンロードを開始した。2004年12月に公開されたBeta 1に続くもの。 Beta 2ではローカルブリッジ接続機能が搭載された。従来、仮想LANカードと物理的なLANカードの間はWindowsXPおよびWindows Server 2003が持つブリッジ機能で接続していたが、ローカルブリッジ接続機能を持ったことにより、ブリッジ機能の搭載されていないWindows98、Windows Me、Windows 2000などでもブリッジ接続が利用できるようになった。 また、従来「SoftEther VPN User-mode Router 2.0」として提供されていた機能をSoftEther VPNに統合し、新たに「SecureNAT」機能として利用できるようになった。 そのほか、クライアント側には、パスワードをハードディスクに保存しない設定が追加されたり、接続設定のインポート/エクスポート機能が搭載されたりといった変更が行われている。 なお、SoftEther VPN 2.0ベータ版に関する詳細なオンライン マニュアルは、3月以降に公開される予定。 対応OSは以下の通り。Windows Server 2003はService Pack 1を含む。・SoftEther VPN Server 2.0 Beta 2 Build 3600 Windows 98 / Me / NT 4.0 / 2000 / XP / Server 2003・SoftEther VPN Client 2.0 Beta 2 Build 3600 Windows 2000 / XP / Server 2003