トレンドマイクロ、シマンテック、マカフィーなどウイルス対策ソフトベンダー各社は、12月14日(米国時間)から、ZAFI.DまたはErkez.Dと呼ばれる新種ウイルスがあらたに確認されたとして、警戒を呼びかけている。危険度は各社とも“中”程度。 このウイルスはマスメーリング型のワームに分類されるもので、添付ファイルを実行してしまうことにより感染するほか、P2Pソフト経由でも感染する可能性があるとみられる。感染すると、セキュリティソフトのプロセスを停止し、システムにバックドアを開け、ワームのコピーを送信するなどの不正動作を行う。 なおすでに主要ウイルス対策ベンダーは、これに対応する定義ファイルまたはエンジンを提供開始している。