アジレント・テクノロジーは、VoIP・IP電話サービスを提供するISP向けに、品質管理から障害解析までを統合的に実現する「アジレント VoIP QoSマネージャ」(以下、VoIP QoSマネージャ)を発表、販売を開始した。これまでの、ネットワーク機器の障害検知から影響を判断するという管理方法とは逆に、エンドユーザ環境におけるサービス品質の変化からネットワークを診断するのが特徴。
VoIP QoSマネージャでは、呼ごとのシグナリングシーケンスの追跡や、遅延やジッタ、パケット損失などの解析、ネットワークトポロジ表示などが可能。また、Cisco CNSパフォーマンス・エンジンと統合することで、MIBやSAA、CDRのデータを集約してネットワークインフラや通話品質の監視も実現する。