三洋電機は27日、2004年3月期の連結決算を発表した。売上高は前期比14.9%増の2兆5,080億円、営業利益は同22.0%増の955億円、純利益は前期720億円の赤字から28億円の黒字に転換した。デジタルカメラのOEMや携帯電話などのデジタル機器が好調に推移。また、リチウムイオン電池も大きく伸長した。一方、冷蔵庫やエアコンなどの電化機器(いわゆる白物家電)部門は赤字となった。