公開前日の2月16日、六本木・オリベホールにおいて完成披露試写会が開催された。試写会に先立って行われた舞台挨拶には、内山理名、忍成修吾、犬童一心監督、そして、オーディションで見事助演女優の座を勝ち取った竹中夏海が出席。さらに、原作の乙一氏が客席から挨拶し、会場を埋め尽くしたファンを沸かせた。
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舞台挨拶をする犬童一心監督、内山理名、忍成修吾、竹中夏海(左から) (クリックで拡大。以下同様) |
役柄が自分と似ているという主演の内山理名は、「肩の力を抜いて芝居することができた」とコメント。等身大の役柄を自分らしく自然に演じられたようだ。犬童監督はそんな彼女を「すごくきれいな人。シンメトリーで、映像にすると、すごく美しい人だ」と絶賛する。
忍成修吾について犬童監督は、これまでの作品からイメージを持っていたようで、「君ならこういう感じ、という思いがあった」と言う。また、竹中夏海については、「オーディションのとき、ひと目見てこの人しかいないと思った」と。さらに、子役時代以来6年ぶりに演技をしたという彼女を「一球入魂な感じで役になりきっていた。久しぶりの演技なのにスゴイ」と評した。
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内山理名「ドラマでは見られないような感情の流れや空気感がいっぱい詰まった素敵な作品」 | 忍成修吾「見ていただけることがすごく嬉しいこと。たくさんの方に見ていただきたい」 | 竹中夏海「この作品に懐かしい空気を感じてほしい」 |
「手を握る泥棒の物語」は、全3話からなる合計50分ほどの作品。まずは2月17日に第1話が、その後、2月24日に第2話、3月2日に第3話が追加配信され、全話が5月末まで公開される予定だ。TEPCOひかりコンテンツサイト「casTY」において、TEPCOひかり加入者を対象に2Mbps版が、全インターネットユーザを対象に256kbps版が無料公開される。
この作品は、キャスト、スタッフの豪華さの魅力もさることながら、助演女優のネットオーディション、撮影現場レポートなど、配信前からWebならではの趣向を凝らし、ファンの期待を高めてきた。原作に脚色を加えヒロインの視点を中心に描いたという映画本編が、2月17日にいよいよ公開される。
<ストーリー>
「私たちの物語は、偶然のふれあった手と手のぬくもりから始まった」〜冴えないデザイナーの青年(忍成修吾)が、伯母のハンドバックを盗むために旅館の壁に穴を開け手を入れると、意外な物をつかんでしまう。それは、なんと女性(内山理名)の手だった。薄い壁越しに、手を握り合い会話を重ねる二人。そんな奇妙なひとときに、互いの心は少しずつ近づいていく……。
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