僕が東京でビジネスマンをしていた時代、有名テノール歌手のチャリティコンサートを手伝ったご縁で、クラッシックのチケットを分けてもらう機会が結構ありました。今にして思うと、そうしたチケットはオーケストラものが多かったと記憶しています。 興業ビジネスとしてのクラッシック音楽を考えてみますと、オーケストラの収益モデルは最悪といわないまでも魅力的とはいえません。反対に収益性がよいのは、一人でショーが成立するようなタイプのものです。 ちょうど、クラッシックのライブを経験しているときに、コンテンツ関連のビジネスプランに関わった経験から、ライブの興行がコンテンツビジネスの根本になるのではと考えていました。そこで、今回のコラムではコンテンツビジネスとブロードバンドについて取り上げてみたいと思います。 果たしてインターネットは感動を運ぶメディアになりうるのか、そのあたりを特に取り上げてみましょう。(続きを読む)