デジタル万引きとは、携帯電話の撮影機能を用いて、購入していない雑誌を撮影しスクラップすること。さらに、美術館やコンサート会場での無断撮影も深刻な問題になっている。
有効回答数は6,086件で、男性が37%、女性が63%の比率になっている。アンケートは、同社の「ザ★懸賞」内で8月18日から19日まで実施された。
まず、“デジタル万引き”の言葉を知っているかという問いに対しては53%が「まったく知らない」と答える驚くべき結果が出た。しかし、デジタル万引きの行為について「あんまりよくない事だ」と「犯罪に等しい」を合わせると86%にのぼる。言葉自体は知らないものの、著作権を侵害する行為だとの認識を持っている人は多いようだ。
その結果、「やったことがあるが注意されたことはない」と答えたのは4%にとどまった。また、この質問には「やったことがあるが注意された」との選択肢があったが0%になっている。
また、「デジタル万引きで何を撮った?もしくは何を撮りたいと思う?」の問いに対しては、料理レシピ(14%)、レストランなどのお店の情報13%、ヘアースタイル・ファッション(10%)、映画・コンサート情報(9%)、アルバイト・就職情報(8%)と続いている。同社では、これらの情報の大半はケータイサイトから入手できるものだとしている。
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デジタル万引きに対する認識の年齢別統計。10代は「犯罪に等しい」としたのが13%で「別にいい」が28%なのに対して、50代では53%と13%になっている。年齢が低いほど罪悪感が薄いという結果が出た。 |