なお、マスメーリングや侵入動作をしないPE_DUPATOR.1503やPE_FUNLOVE.4099がランクインしている要因として、OPASERVに感染した状態で増殖するケースが多いとみられるという。
■ウイルス被害報告ランキング(2003年1月:日本国内)
順位 | ウイルス名 | 被害件数 | 先月の順位と件数 |
1位→ | WORM_KLEZ | 703件 | (1位・642件) |
2位↑ | WORM_OPASERV | 287件 | (3位・285件) |
3位↑ | VBS_REDLOF.A | 259件 | (4位・270件) |
4位↓ | WORM_BUGBEAR.A | 228件 | (2位・358件) |
5位→ | JS_EXCEPTION.GEN | 80件 | (5位・66件) |
6位↑ | PE_DUPATOR.1503 | 49件 | (9位・33件) |
7位↑ | WORM_BADTRANS.B | 45件 | (圏外) |
8位↑ | X97M_LAROUX | 34件 | (10位・30件) |
9位↓ | PE_FUNLOVE.4099 | 31件 | (8位・44件) |
10位↓ | NIMDA | 30件 | (7位・56件) |
WORM_SQLP1434.Aのようにネットワーク経由で感染するウイルスに対抗するには、セキュリティ修正の導入を速やかに行うことはもちろんだが、個人向けファイアウォール(専用ソフト、アンチウイルスソフトの機能、ブロードバンドルータ内蔵など)の導入なども検討することが必要であろう。