So-netは、国内の会員向けにIPv6トンネリング実験サービスを行うと発表、先着100名の無料モニタの募集を開始した。実験期間は11月13日14時から2003年4月30日まで。 この実験では、非固定のIPv4アドレスでIPv6のトンネリングを行うことがテーマ。実験中は、WAN側に動的なIPv4グローバルアドレスを1つと、固定のIPv6グローバルアドレスを1つ、LAN側に固定のIPv6グローバルアドレスセグメント(/64)が割り当てられる(IPv6アドレスは終了時に返却)。モニタには、トンネル用サーバのIDとパスワードが発行される。なお、利用時にはfreenet6提供のクライアントソフトをインストールする必要がある。 IPv6は、現在利用されているインターネットプロトコルIPv4にかわる次世代プロトコルとして期待されている。同社には、すでに70名を超える申し込みがあるということで、ユーザの関心も非常に高いことがうかがえる。同社では、実験終了後に同等程度の商用サービス実施を検討している。