個人向け音楽楽曲配信のASPサービスを展開する米リオポートは現地時間の16日、米イーキャストとの合併を発表した。存続会社はイーキャストで、新会社のCEO(最高経営責任者)にもイーキャストの現CEOが就任する。 今回リオポートが合併するのは、アミューズメント施設等でペイ・パー・プレイ方式による業務用機器向けのコンテンツ配信を手がけるイーキャスト。今後新会社はパーソナル市場・家庭外市場という従来からのコアコンピタンスに引き続き重点を置くとともに、デジタルコンテンツ配信という両社共通の枠組みを生かし、イーキャストの設置するデジタルジュークボックスからリオポート対応の楽曲の購入を可能とするなどの形で消費者に対しより相乗的なプロモーション活動の展開を行っていくとしている。 なおリオポートの日本法人に関しては、本社の合併により商号の変更が行われる予定であるが、詳細は今のところ未定となっている。