マイクロソフトは、WindowsXP ServicePack1(SP1)の提供を開始した。SP1は、これまで配布されていたWindowsXP向け修正ファイルをまとめたもので、セキュリティホールや不具合のほとんどに対策をおこなえる。 このSP1には、OSコアコンポーネントやIE6、WindowsMedia Playerなどの個別修正プログラム・累積的修正プログラムが含まれるが、MSXML4.0の修正(MS02-008)およびMicrosoftVMの最新の修正(MS02-052)はSP1に含まれないため、別途アップデートが必要なので注意してほしい。 ちなみに、ファイルサイズはWindowsXP Professional EditionおよびHome Edition向けの一括ダウンロード用ファイルで134MBとかなり大きい。このため、CD-ROMによる配布も行われる。CD-ROMの受付開始は10月1日の予定。 これまでセキュリティホール対策のアップデートを行っていなかった(あるいは時々しか行わなかった)のであれば、SP1の導入を行うことをおすすめする。