NTT-MEは3月30日より、NTTの各地域会社の持つ地域IP網に直結したCDN(Contents Distribution Network;コンテンツ配信ネットワーク)を活用する映像配信サービス「CDN-Prime Stage」の提供を開始する。提供コンテンツ第一弾は、プロ野球・中日ドラゴンズの公式戦の模様をオンデマンド配信する「Vドラゴンズ」。
CDN-Prime Stageは、以前より同社が提供していた映像配信サービス「Prime Stage」を、地域IP網内のCDNのキャッシュサーバと連動させ、またマイクロソフトの「Windows Media テクノロジー方式」によるデジタル著作権管理技術に対応させることでバージョンアップを図ったもの。これにより、フレッツ・ADSLやBフレッツといった地域IP網を経由するブロードバンドサービスのユーザで、NTT-MEのCDNと相互接続しているISP(WAKWAK、ドリームネット、DTIなど)の利用者は、ISPのバックボーンやネットワークの制約を受けることなしに高品位な映像コンテンツの視聴が、一方でコンテンツホルダー側は不正コピーの恐れなくコンテンツ配信サービスを行うことがそれぞれ可能となる。