AT&Tグローバル・サービスは、新しい国際ネットワークサービス「Enhanced VPN」を発表した。AT&TのMPLS網を使用する国際IP-VPNサービス「Enhanced VPN Type-I」と、ユーザ拠点にVPNルータを設置してインターネット経由での国際VPNを提供する「Enhanced VPN Type-II」の2種類。 Enhanced VPN Type-Iは、MPLSによって仮想的に閉域ネットワークを構築するサービスで、国内ユニバーサルVPNなどとの相互接続も提供される。CoS(クラスオブサービス)によるトラフィックの優先制御が可能で、VoIPやDBトランザクションなどの遅延にセンシティブなアプリケーションから、ウェブアプリケーションやメールといった遅延に対して比較的寛大なアプリケーションについて、4段階の優先度が設定できる。また、ネットワーク管理ツール「iGEMS」も提供され、トラフィック予測や障害管理などがユーザ環境でもできるようになっている。 Enhanced VPN Type-IIは、ユーザ拠点にVPNルータを設置し、インターネット接続(AT&Tグローバルサービス以外も利用可)経由で国際VPNを構築するサービス。各拠点がAT&Tグローバルサービスをインターネット接続に利用した場合、トラフィックがAT&T網内で完結するため、サービス品質を維持できるとしている。 いずれも、料金は見積もりベース。海外拠点を含めて、契約や料金の支払いを国内(AT&Tグローバル・サービス)でまとめて行えるワンストップ・ショッピングが提供されるのが特徴となっている(各拠点での契約・精算も可能)。