松下電器産業は、2002年1月から3か月間の予定で、インターネット電話サービスの実証実験を行うと発表した。実験ではピアツーピア方式を採用し、広域ネットでの同方式の実用性の実証やビジネスモデルの構築が目的だ。 本実験は関西ケーブルネット(KCAN)傘下のCATV局6社とPanasonic hi-hoで行われる。 KCANインターネットサービスにおいては、各家庭での利用を想定して、一般電話とアダプタをケーブルモデムに接続してインターネット電話を利用する実験を行う。各CATV局はギガビットの光幹線で結ばれ、6社の広域圏での実験となる。 一方Panasonic hi-hoでは、東京・大阪の拠点で数台のルータ経由でのPhone to Phoneの実験を実施。IPv6による実験も予定されている。