JENSやソニーなど17社は、ブロードバンドコンテンツのプラットフォーム化と配信を目的とした「統合メディア・コンテンツ研究会 IMCC(Integrated Media Contents Consortium)」を発足した。 IMCCにはコンテンツやインフラの提供、ハードウェアやシステムの開発を行う17社の企業が参加しており、それぞれの企業が、媒体であるコンテンツをインターネット、携帯端末、地上波、衛星放送、CD/DVDなどに配信、再生するためのプラットフォーム化、開発システムの実証や配信インフラの検証、ビジネス化などを進めていく。また、そうしたコンセプトに基づいたブロードバンド専用サイト「アーティストゲート」を開設した。 アーティストゲートでは、音楽や映像、アイドルオーディションなどのコンテンツが配信されており、今後は映画やイラスト、デザイナーなどのアーティストにも作品発表の場として同サイトを提供していく。また、そうしたアーティストを支援する仕組みの一環として、アーティストファンド、ムービーファンドなどのビジネス化にも取り組んでいくという。 なお、アーティストゲートでは、映像と音声を快適に楽しむための環境として、CPUにPentium III/500MHz以上、128MB以上のメモリ、Direct3DまたはOpneGLに対応したビデオボード、下り500kbps以上の通信回線の使用を推奨している。 IMCC参加企業は以下のとおり。■コンテンツホルダー ビルボードライブ ホリエージェンシー ホリプロ・インプルーブメント・アカデミー サイバーコネクションジャパン プレム・プロモーション キリンプロ Groove-Kitchen スペースイリュージョン ホリプロ■システム・インフラ・ビジネスグループ JENS 東芝デジタルメディアネットワーク社 東芝ITソリューションズ ソニー 日本ヒューレット・パッカード ウェブストリーム ジェーシーピー イーバンク銀行