インターネットイニシアティブは、イーサネット型アクセスによる低価格のインターネット接続サービス「IIJ Ethernetスタンダード」(10Mbps)の試験提供を12月12日より開始すると発表した。アクセスには、パワードコム社の「パワードイーサ」(10Mbps)を使用する。試験サービスは2002年12月末までの約1年間の予定で、2003年1月から商用サービスに移行する。 IIJ Ethernetスタンダードは、付与されるIPアドレスが8個(うち利用可能なアドレスは6個)で、月額料金は25万円(パワードイーサ回線利用料等は含まず)。IPアドレスの割当数を抑えることで、低価格でのサービス提供を実現したという。試験サービス期間中は、東京地域のみで提供される。最低利用期間は1年。 同社では、2002年春をめどに100Mbpsタイプの提供も予定している。