メルコは、11Mbps無線LAN AirStationシリーズのセキュリティ機能強化モデル「128/40bit WEP対応Gシリーズ」の新製品として、ブロードバンドルータ「WLAR-L11G-L」(35,000円)を発売した。 また、簡単導入パックとして、PC Cardスロット用無線LANカードセットモデル「WLS-L11GS-L」(45,000円)、USBポート用無線LANアダプタセットモデル「WLS-L11GSU-L」(47,000円)も同時に発売した。 「WLAR-L11G-L」は、CATV/xDSLモデル「WLAR-L11-L」の後継機で、従来の40bitWEPに加え128bitWEPにも対応したセキュリティ強化モデル。さらに、IPマスカレードによる簡易ファイアウォール、パケットフィルタリング(IPアドレス・ポート番号)等のルータ機能を搭載し、常時接続時のセキュリティを強化している。また、従来製品に比べ、最新ファームウェアへのアップグレードが容易になったという。 また、同社はWLAR-L11-LとWLAR-L11G-Lの共通ファームウェアをVer.1.20にアップデートした。主な変更点は以下のとおり。・無線チャンネルのデフォルト値を14chから11chに変更・エアステーションの再起動時に、DHCPサーバのリース情報が消されてしまう問題を解決・設定項目の保存や書き込み機能の追加・AirNavigatorへの対応・WAN側にパケットのフィルタ機能を追加・アドレス変換機能に、IPマスカレードのテーブル保存時間の設定を追加・アドレス変換機能の静的IPマスカレード変換をLAN側でも対応・ログ機能の強化