NTT-MEは、幼稚園や保育園と園児宅とを結ぶコミュニケーションツールとして、「わくわくシリーズ”幼稚園”」の提供を開始した。わくわくシリーズ”幼稚園”には、情報入力用のパソコン、コンテンツ視聴用のわくわくステーション、撮影用のデジタルカメラ、ダイアルアップルータが各1台ずつ、およびプロバイダの契約(WAKWAK(時間無制限))、各種コンテンツがパッケージされていて、簡単にインターネット接続が可能になっている。 煩雑になりがちな情報更新に関しては、パソコンだけでなく、FAX、iモード、家庭のテレビからでも行えるので、パソコンが苦手な利用者でも手軽となっている。また、「今日のみんな」に掲載するデジタル画像などは自動的にホームページにアップできるシステムが採用されているなど工夫もされている。用意されているコンテンツは以下の通り。・みんなともだち: 先生や園児を写真と文章で紹介するページ・今日のみんな: 園児の日々の様子を紹介するページ・楽しい行事: 学芸会や運動会、遠足などの各種行事の模様を音声付の簡易動画で紹介するページ・お知らせ: 先生が園児の父兄に簡単に連絡できるページ・連絡用: 家庭から園に欠席や遅刻などの連絡をするためのページ・電子紙芝居: 深川図書館所蔵の紙芝居53話を、1年間提供するページ・わくわく健康相談と教育相談: 子供の健康や教育についての相談をメールで受けられるサービス・お話ひろば: 園児の父兄同士がインターネット上で交流するためのページで、「育児・進学」「お弁当・料理」「趣味・スポーツ」「娯楽」の4つのジャンルがある 1園当たりの提供価格は月額30,000円程度だが、1名当たりの負担は園児数で均等割りとなるので、100名いれば1名当たり300円の負担ですむことになる。また、パソコンのない家庭の場合には、わくわくステーションを含めて月額1,400円程度で利用することができる。 同社は、サービス提供の開始に伴い、今月20日までモニターとなる幼稚園や保育園を募集している。モニター期間は4月下旬より半年間の予定。