大阪めたりっく通信は、4月1日よりADSLシリーズに下り最高3Mbpsの高速メニュー「HOME3000」と下り最高速度640kbpsのローエンド用メニュー「HOME mini」を追加すると発表した。また、月額利用料に含まれていたモデムレンタル料を、買い取りとレンタルとで明確に切り分け、料金体系を一新した。これにより、従来単一サービスだったHOMEサービスは、以下のようなメニューとなる(料金にはNTT回線利用料や消費税は含まれない)。HOME1600: 通信速度:下り1.6Mbps/上り288kbps 月額料金:モデム買い切り時4,980円、レンタル時5,500円HOME3000:(新サービス) 通信速度:下り3Mbps/上り288kbps 月額料金:モデム買い切り時28,280円、レンタル時28,800円HOME mini:(新サービス) 通信速度:下り640kbps/上り256kbps 月額料金:モデム買い切り時3,980円、レンタル時4,500円 なお、640kbpsは本年1月にいったん廃止されたメニューだが、コスト意識のシビアなユーザ向けに復活されたものと思われる。 また、法人向けのSDSLサービス「Biz」シリーズもメニューの追加が行われる。現在はBiz768とBiz1600の2種類だが、これに「Biz384」と「Biz1000」の2種類が追加される。このうちBiz384(384kbps)サービスは、月額19,800円と手頃なうえ初期費用も格段に低いため、速度はそれほど必要ないというユーザには手頃なサービスとなりそうだ。なお、Bizシリーズの場合には、モデムはレンタルのみである。Biz384:(新サービス) 通信速度:上り下りとも384kbps 月額料金:19,800円 初期費用:30,000円Biz768: 通信速度:上り下りとも384kbps 月額料金:38,000円 初期費用:100,000円Biz1000:(新サービス) 通信速度:上り下りとも384kbps 月額料金:48,000円 初期費用:100,000円Biz1600: 通信速度:上り下りとも384kbps 月額料金:58,000円 初期費用:100,000円 なお、これらのメニューは大阪めたりっく通信独自のものであり、東京めたりっく通信および名古屋めたりっく通信と異なっている。