イー・アクセスが11月29日に発表したリリースに「東京都昭島市、日野市、武蔵村山市、千葉県鎌ヶ谷市、船橋市、埼玉県新座市、和光市、大阪府摂津市、兵庫県西宮市」の各市が含まれていたにも関わらず、現在の同社のエリア拡大情報にこれらの市が含まれていないことについて、イー・アクセスから正確な情報を入手した。 上記の各市では、隣接市にあるNTT交換局がこれらの市の一部の局番をカバーしている。具体的には、以下の交換局が上記の各市の局番の一部をカバーしており、これらの交換局を利用していればイー・アクセスのサービスを受けられることになる。 東京都昭島市:新立川局 東京都日野市:国立局 東京都武蔵村山市:立川砂川局 千葉県鎌ヶ谷市:五香局 千葉県船橋市:市川大野局、市川中山局 埼玉県新座市:東久留米局、清瀬局、保谷局 埼玉県和光市:朝霞局 神奈川県藤沢市:横浜西局 大阪府摂津市:茨木局、星見局 兵庫県西宮市:宝塚局 たとえば、三鷹市に住んでいるとしても、局番によっては、三鷹市にある交換局ではなく、武蔵野市にある吉祥寺局の管轄になってしまう。逆にいえば、たとえエリア情報に掲載されている交換局の所在地が住んでいる行政区とは違っていたとしても、隣接区域の行政区ならば、サービスを受けることができる可能性もあるということになる。 一般的に、自分がどこのNTT交換局を利用しているかという情報はわからないし、利用者のほうでも意識したことはないだろう。そのため、DSLサービスの導入を検討している場合には、各DSL事業者が公開しているNTT交換局の所在地に住んでいる行政区が含まれているかどうかだけでなく、その隣接する市区もチェックしてみることをお勧めする。