NTT東日本とNTT西日本は、接続専用線などに関する料金改定の認可申請の中で、Iインターフェース加入者モジュール(ISM)を利用した定額制接続料金(ISM折返し機能)のアンバンドル料金を今回新たに設定した。ISM折返しはフレッツ・ISDNを実現している接続方式。 発表によれば、ISM折返し機能によるユーザ端末からNTT収容局までの料金は1回線あたり月額固定で2301円。ISM折返しからISP網への接続(ISM折返し接続機能)は1回線あたり月額固定で12,784円となっている。 これによりISPは、NTTの地域IP網を使用せずにINS常時接続・定額料金サービスを提供できるようになる。 Iインターフェース加入者モジュール:NTT局内の加入者交換機に組み込まれる装置で、各加入者のISDN接続を処理する。