住友商事、マイクロソフト、NEC、JCB、大日本印刷は、ブロードバンドインフラに向けたデジタルビデオコンテンツ配信とECを受け持つ会社「BIT Club Japan」を設立した。現在同社は企画会社であり、2001年末に事業会社にする予定でいる。
BIT Club Japanのビジネススキームは、ビデオコンテンツを衛星で全国2000地点に配信し、各地点のストレージに蓄積したうえでブロードバンドインフラからのアクセスに応えるもの。コンテンツを蓄積する広帯域サーバは、企業や営業所、代理店、利用者宅、ショールームなどに設置する。コンテンツを視聴するときは、PCを使って広帯域サーバを経由で再生する。サーバには20〜40Gバイドのハードディスクと受信装置が装備され、2時間から4時間分のビデオコンテンツを保存できる容量を持つ。なお、コンテンツは衛星を利用して、利用頻度の高いものに逐次更新していく。