電気通信技術審議会は、マイクロ波帯(5GHz帯)を利用した屋外無線アクセスシステムについて、すでに使われている気象レーダーや地球探査衛星との共用は技術的に無理として、郵政省に答申した。 審議会では昨年9月に、近年のインターネット利用拡大にともなう個人レベルでのインターネット接続環境への方策として、広帯域移動アクセスシステムとしての屋内におけるマイクロ波帯利用を答申していた。今回、今後の検討課題として、気象レーダーの周波数見直しや2003年の世界無線通信会議における追加分配などを上げている。