宇都宮ケーブルテレビは、10月末にCATVインターネット接続サービスの回線速度を現在の256Kbpsから512Kbpsに倍増し、さらに月額使用料を5,800円から5,500円に値下げする。 また、同時に上位接続回線を6Mbpsから12Mbpsに増速する。これらの改善は、8月3日のニュースでも取り上げたが、ADSLサービスの開局により時期を繰り上げたようだ。 同社はCATVインターネット以外にも、ADSLの試験サービスを10月にも開始する予定になっている。今回のCATVインターネットの改善によって、速度がADSL試験サービスと同じになり(ADSLも512Kbps)、利用者が支払う料金もほぼ同じような金額になる(ADSLは4,700円だが、別途NTT回線使用料がかかる)。速度、料金ともほぼ同一にしたことで、CATVインターネットからADSLへの乗り換えを防ぎ、CATVインターネットでは不可能だった集合住宅への対応を図る狙いのようだ。