IPサイマルラジオ協議会は24日、パソコンでラジオ放送を聴取可能とする「IP(Internet Protocol)サイマルラジオ」の実用化試験配信について発表した。 「サイマル」とは“同時”を意味する“simultaneous”から来た単語で、同時に同内容の番組を複数のチャンネルで放送することを指す。この試験配信は、独自コンテンツ・エリア制限なしという通常の“インターネットラジオサービス”と異なり、在京民放ラジオ7局・在阪民放ラジオ6局の地上波ラジオ放送を、CMも含め、そのまま同時に放送エリアに準じた地域に配信する「サイマルサービス」となる。背景として、高層建築・モーターなどの雑音源の増加などによるラジオ聴取環境の悪化、若年層のラジオ離れなど聴取環境の変化があると思われる。 試験配信は3月15日〜8月31日の予定で、半年後を目途に実用化を目指す。専用サイト「radiko.jp」を通じての配信となる。利用料は無料で、ユーザー登録の必要はない。配信地域および放送局は、関東地区(東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県)がTBSラジオ、文化放送、ニッポン放送、ラジオNIKKEI、InterFM、TOKYO FM、J-WAVE。関西地区(大阪府、京都府、兵庫県、奈良県)が朝日放送、毎日放送、ラジオ大阪、FM COCOLO、FM802、FM OSAKAとなる。
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