日本ヒューレット・パッカード(日本HP)は3日、タッチパネル操作に対応したディスプレイ搭載のオールインワンPC「HP TouchSmart PC」の新モデルとして、デザインを一新した「HP TouchSmart PC IQ500」を発表した。
同社は、1983年に初めてタッチスクリーンを採用したPCを発売。以後25年にわたって「世界で最も扱いやすいポインティングデバイスは手である」という信念のもと、タッチパネルを採用したPCやPDAを開発してきた。そして2007年9月に世界で初めてタッチパネル搭載のオールインワンPCとして「HP TouchSmart PC IQ700」シリーズを発売。IQ700は、コミュニケーションをコンセプトに、リビングなどに設置し家族が共有して使うことを想定されたモデルだった。今回発表したIQ500は、IQ700と同様に家族向けのイメージを残しつつ、若いシングル層へもターゲットを拡大。ハードとソフトの両面でデザインを一新することでPCを使いなれている若い世代へ訴求し、さらなる市場拡大を狙う。