同社によれば、コンセプトは「Mobilizing Your Online Life」。ユビキタス化ということになるだろうが、ノートPCで意欲的な新製品を投入してきているだけに、コンセプト以上にデザインやスペックに期待もかかる。CPUに関しては、インテル製のAtomをワールドワードではじめて搭載するものであるが、当然、現段階では詳細は明らかにされていない。「価値のある製品をリーズナブルに提供する」という同社の方針もあり、日本国内に入ってきた時の実売価格もかなり気になるところだ。発売時期などについては、マーケティング中なので確定していないが、これから国内でも注目を浴びる製品となるのは必至だ。
エイサーの日本法人となる日本エイサーでは、今年3月に16:9の画面比率を持つ16インチワイドで世界初ノートPC「Aspire 6920」を発表して市場へと投入した。映像視聴がしやすいように配慮されたタッチ操作の「メディアコンソール」や、ドルビー第2世代最新技術の「Dolby Home Theater」採用によるヴァーチャル5.1chのサウンド再生などを可能とするなど、ホームシアターPCとしての機能をフル装備したノートPCとして注目を集めている(詳細は別途レポート予定なのでお楽しみに)。画面解像度は「フルワイドXGA」と呼ばれる1,366×768ピクセル、HDMI端子も標準装備する(上位2モデルのみ)。それでいながら、Blu-Ray対応ドライブ搭載の最上位モデルが実売価格19万円。国内メーカーに比べると飛び抜けたコストパフォーマンスである。