「中小企業の4割のお客様がデータセンターなどサーバ設置場所をもっておらず、オフィスに設置している。タワー型のサーバを使う客もいるが、スペック的に不満で19インチラックを使う場合には、想像以上の騒音がクレームになる場合がある」(スタッフ)。そんなユーザ向けに開発中なのが、静音ラック(仮称)だ。一見、冷蔵庫かと思うようなこのラックは、前後の扉部分にファンを7基搭載。流体解析による静音設計を採用することで、現行ラックに比べて音のエネルギーを1/32に提言している(-15dB程度)。このラックは8月から9月に、30〜40万円でリリース予定としている。