ACCESSは、米PalmSourceを買収すると発表した。米NASDAQにおいて、ACCESSがPalmSourceのすべての株式を取得する。さらに12月頃をめどに、ACCESSの完全子会社である米Apollo Merger Subと米PalmSourceが合併する予定だ。 買収額は、ストック・オプションにかかわる潜在株式数により約344億円〜358億円。 PalmSourceは、PDAをはじめとした携帯機器向けの組み込みOS「PalmOS」の開発とライセンス提供を行っている事業者。2005年1月には、携帯電話向けのLinuxテクノロジーを保有するChina MobileSoftを買収。LinuxベースのPalmOSの開発を進めている。 ACCESSは、PalmSourceを買収することで、ユーザインターフェイス、アプリケーション、開発コミュニティを獲得。携帯電話向けアプリケーションにおいてさらなる拡大をねらう。