東京電力の光ネットワークカンパニーは、100Mbps光ファイバ通信サービス「TEPCOひかり」の認知度アップや普及促進を目的として、俳優の本木雅弘、本上まなみ、山田孝之を起用したテレビCM「ライフスタイル宣言編」を4月1日に開始する。テレビCMの放映地域は首都圏。 テレビCMでは、本木雅弘、本上まなみ、山田孝之の3名が、TEPCOひかりで実現する新しい生活スタイル「ひかりライフスタイル」に出会い、エンジョイする姿をシリーズで描いていく。CMには、30秒と15秒の2種類のバージョンを用意する。 出演者の設定は、本木雅弘が仕事と趣味にTEPCOひかりをフルに活用する40歳、本上まなみはTEPCOひかりを使って新しく快適な暮らしを営む姿を演じる。山田孝之は、TEPCOひかりを自然に使いこなしながら、自分の夢を実現するために自分の世界に磨きをかけていく大学生という役柄。 シリーズ第1弾の宣言編は、IT・AV機器や家電、セキュリティ機器などが光ファイバでつながることで、新しいライフスタイルを持つという提案を、CMキャラクターの3名が呼びかけていくというもの。 同社カンパニープレジデントの勝又淳旺(あつおう)氏は、「東京電力は、50数年間、皆さまに明かりを届けてきました。今世紀は、皆さまに光(ファイバ通信)サービスを展開しています。すでに、1都5県800万世帯にサービスを提供しており、17年度は200万世帯を追加し、1,000万世帯を目指します。そのサービスは、明かりをつけてきた同じサービスで、明かりをつけてきた同じエンジニアが、明かりと同じくらいの信頼性の高いサービスを届けます」と述べた。 さらに勝又氏は、「“明かり”も“ひかり”も生活必需品質ということで、私ども東京電力がさらに品質のいい、生活を楽しめるサービスを提供していきたい」と、今後のサービス展開にかける意気込みを語った。 同社の従来のターゲットは、PCのヘビーユーザーや新しい技術に関心を持つ先進ユーザーを想定。訴求ポイントは、まず、TEPCOひかりが東京電力のサービスであること。次に、専有LANで100Mbpsのスペックやスピードランキングナンバーワンの実績など技術的優位性をアピール。さらに、ISPで申し込めて手続きが簡単なことや、0円キャンペーンなどで訴求を図ってきたという。 2005年度の新しいプロモーションでは、「自分の生活の充実を大切にする生活先進層をターゲットとする。この生活先進層とは、技術に強い関心を持つというより、自分のライフスタイルを熱心に追求する層である」と説明。また、新CMを通して、「電力と同じライフラインとしての、高品質なサービスを提供していくことをアピールしたい」と強調した。