京セラブースでは、デジタルカメラや携帯電話を中心に展示。また、カールツァイスT*レンズを搭載したCONTAXブランドのデジタルカメラ2機種「CONTAX U4R」「CONTAX i4R」も、発売前の新製品となるが出品していた。 CONTAX U4Rは、2.0型液晶と光学3倍ズームの回転レンズ機構を搭載し、フロント部全体を牛本革で覆ったハイグレードモデル。光学3倍ズーム「Carl Zeiss Vario-Tessar T* 5.8-17.4mm F2.8-4.7」レンズを採用する。画角は、35mm判カメラ換算で約38-115mmに相当。 起動時間は0.9秒未満、シャッタータイムラグは約0.07秒、連写機能は最高3.3コマ/秒としている。液晶ディスプレイは2.0型13万画素。最短撮影距離は60cm、マクロモードでは20cmまで近づける。静止画の最大記録サイズは2,272×1,704ピクセル。D3端子搭載のUSBクレードルが付属しており、デジタルカメラで初めてハイビジョンTV出力に対応した。 本体サイズは幅102×高さ63.5×奥行き19mm、重さは約140g。カラーバリエーションは、ブラック、キャメル、インディゴの3色を用意する。 発売日は11月13日。価格はオープンで、実売予想価格はU4Rが53,000円前後。 CONTAX i4Rは、アトマイザー(香水吹き)をイメージにデザインした単焦点モデル。「Carl Zeiss Tessar(テッサー) T* 6.5mm F2.8」レンズを備える。画角は、35mm判カメラ換算で約39mmに相当。起動時間は1秒未満、シャッタータイムラグは約0.07秒、連写機能は最高3コマ/秒を実現した。最短撮影距離は60cm、マクロモードでは5cmまで近づける。 スライドバリア部を外側に引くことで電源が入り、再度、スライドバリア部を引くと自動的にレンズを収納する「スライドバリア機構」も特徴だ。液晶ディスプレイは1.5型13万画素で、静止画の最大記録サイズは2,272×1,704ピクセル。 D3端子搭載のUSBクレードルが付属しており、デジタルカメラで初めてハイビジョンTV出力に対応した。 幅94×高さ38.5×奥行き21mm(最薄部17mm)、重さは約90gとなる。カラーバリエーションは、シルバー、ブラック、レッドの3色。 発売日は12月初旬。価格はオープンで、実売予想価格は42,000円。