発表会には、9月上旬公開予定の第2作目『PLAY BALL!』の大森一樹監督、出演の伊原剛志さん、鳥羽潤さん、そして11月上旬公開予定の第3作目『THE SCOOP』からは飯田譲治監督と柏原崇さんが出席した。
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制作発表会出席者。左から飯田譲治監督、柏原崇さん、池田弘一社長、伊原剛志さん、鳥羽潤さん、大森一樹監督 ※ 写真はクリックで拡大 |
まずは、これから撮影に入るという両監督による作品の紹介からスタート。大森監督は『PLAY BALL!』について、「草野球にたまたま出くわした物語。夢とか明日から生きていく勇気とかっていうものは、道ばたや風景の中にぽっこりあるものだということをわかっていただけるといいと思う。僕らの目の高さに、いくらでも転がっている」と紹介。
一方『THE SCOOP』の飯田監督は、「Webの作品としてはヘリコプターや船を使ったスケールの大きい話」と紹介し、さらに「10分間ずっと映画の見せ場みたいな作品にできればと思う。Webだけど大スクリーンで見たら楽しめるようなスケールの大きい作品を作りたい」と、制作に向けた意気込みを語った。
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『PLAY BALL!』の大森一樹監督 | 『THE SCOOP』の飯田譲治監督 |
これに続き、出演者がそれぞれの役所を紹介。『PLAY BALL!』で伊原剛志さんは「野球好きな建築家」を演じるが、「野球の経験はまったくありません。これからやります(笑)」と余裕を見せた。
「伊原さんの会社と高校の後輩」役で出演するという鳥羽潤さんは「野球のシーンは少しだけ。野球はちょっとだけやっていました」と後輩らしく控えめに挨拶。
『THE SCOOP』出演者から一人出席した柏原崇さんは「常にスクープを求めている報道の人間」を演じるが、「ただ、熱いだけでなく魅力のある男ができればと思っている」と。また「90%くらいはヘリコプターの中なので、高いところや怖いところがあり、安全にできるようにお願いしている最中なんですけれども。海の中にも入らないといけないけど、安全に、安全に、……(笑)」と強調した。
また、今回の出演依頼について伊原さんは、「このお話をいただいたときに、マネージャがこれに出たら、スーパードライのCMに出られるかも知れないと言うので、これで1年くらいビールをいただけるかと思って決めました」と語り、場を沸かせた。会場にはアサヒビール社長の池田弘一氏も出席しており、伊原さん出演のCMが見られる日も近いかも知れない。
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伊原剛志さん | 鳥羽潤さん | 柏原崇さん |
企業のWebサイトで公開するショートフィルムというとこれまで、CM連動型か、あるいは商品の露出を目的としたものが大半であった。しかしアサヒビール黒木部長によると、「ブランドイメージを凝縮したものとして、ショートフィルムを考えている」ということで、あくまでも商品の露出にではなく、ブランドイメージにポイントを置いている。実際に、現在公開されている第1作目『the BRIDGE』では同社をイメージさせる映像はまったく登場しない。アサヒビールは同プロジェクトを通じて、「元気」「勇気」「夢」を提供する活動を展開するとともに、「人々に勇気を与える」「夢の実現に向けて頑張る人を応援する」というアサヒスーパードライのブランドイメージを力強く訴求していく。
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