宇多田ヒカル、母・藤圭子さん命日に「自分と向き合い10年で学んだこと」 | RBB TODAY
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宇多田ヒカル、母・藤圭子さん命日に「自分と向き合い10年で学んだこと」

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宇多田ヒカル (Photo by Jun Sato/WireImage)
  • 宇多田ヒカル (Photo by Jun Sato/WireImage)

 歌手・宇多田ヒカルが22日、X(旧ツイッター)を更新。母で歌手・藤圭子さん(享年62)の命日である同日にコメントした。

 「自死遺族の集会に通ってみた時期、精神分析、育児や創作を通して自分と向き合い続けたこの10年で学んだこといろいろ」と、投稿した宇多田。「死に正しいも正しくないも自然も不自然もない。何かをすると決めた人間がそれを実行するのを周りがいつまでも阻止するのはほぼ不可能」とした。

 「今知ってることをまだ知らなかった時を振り返って『ああしていれば』『なぜ気づかなかった』と自分を責めるのはまだ手放す準備ができていないから」とコメント。

 さらに宇多田は、「わかりたいと思うのも、わからなくて苦しむのも他者のエゴ。『理解できないと受け入れられない』は勘違い(恋人に別れを切り出されて理由と説明をやたら要求するひと的な、一種のパニック状態)で、『受け入れる』は理解しきれない事象に対してすること。理解できないと理解すること」と、これまでの10年間で得たものを告白。

 「人が亡くなっても、その人との関係はそこで終わらない。自分との対話を続けていれば、故人との関係も変化し続ける。参考になるって思う人が一人でもいたら書いてよかった。みなさん良い一日を」と、宇多田はツイートを結んでいる。

※母・藤圭子さん命日に(宇多田ヒカル公式ツイッター)
《トミサト》
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