西川きよしが、芸能生活60周年を記念して初の自伝『小さなことからコツコツと』（文藝春秋）を28日に発売する。
昭和21年に高知で生まれた西川は、幼いころ、苦労の連続で、小学2年生のときには夜逃げ同然で大阪に移り住んできた。8歳からアルバイトをし、中学卒業後、就職。「裕福になりたい」という思いで芸能界入りを志し、故・石井均さんに弟子入りした。
その後、吉本新喜劇で愛妻・ヘレンさんに出会い結婚。昭和41年には「横山やすし・西川きよし」の漫才がコンビが誕生し、スターダムにのし上がった。さらに、40歳のとき、参議院選挙に初当選。3期18年を務めるなどした。同書では西川の「ご縁」を大切にした生き方、そしてこれまでお世話になってきた様々な人への感謝の気持ちが綴られているという。
