4日放送の連続テレビ小説『らんまん』第2話では、ディーン・フジオカが坂本龍馬役で登場した。
親戚たちが、病弱な万太郎(森優理斗)は生まれてこなければ良かったなどと陰口を言っているのを聞いた万太郎本人。病床に伏せているヒサ(広末涼子)にそのことを伝え、どうして自分を産んだのか尋ねる。
ヒサは万太郎の産まれて来るときのことを明かし、「おまんは大事な子じゃ。お母さんの宝物。みんなとは違うき」と訴える。だが納得のいかない万太郎は1人、森の中の神社へ。「わしがみんなと違うのは、神さんのせいじゃに。神さんのあほう!」と神様に不満をぶつける。
すると、そこに現れたのが黒ずくめの龍馬(ディーン・フジオカ)。天狗と自ら名乗る彼は「まずは飯かの」とつぶやく。すると心優しい万太郎はある包み紙を渡す。それを開けた龍馬は「これは…」と驚き、万太郎と2人で、「山椒餅!」と声を合わせる。このあと万太郎は自分の身の上を話し、「わし生まれてこん方がよかったがじゃと」と、悩みを龍馬に明かすのだった。
明日放送の第3話。万太郎は龍馬からの言葉に生きる希望をもらい、よりいっそう植物への関心を強くする。ある日、深尾家の家臣である塚田昭徳(榎木孝明)が峰屋を訪れ、万太郎に武家の子息だけが通学を許される学問所への進学をすすめるが…。