5日午前、広島カープのセ・リーグ優勝を祝うパレードが広島市で行われ、広島市のメイン街道である平和大通りに、ファンがつめかけ選手の健闘をたたえた。 この日を待ち構えたような青空の下、今季で引退した黒田博樹投手など選手たちの姿を一目見ようと、沿道はカープのシンボルカラーである赤に身を包んだファンたちにこれでもかというほど埋め尽くされた。広島カープのセ・リーグ優勝は25年ぶり、パレードは1975年以来、41年ぶり。「生まれて初めて」パレードを見る若いファンから、再びパレードを見るこの瞬間に打ち震える中高年のファンまで、沿道は老若男女に埋め尽くされ「ありがとう!」「おめでとう!」「お帰りなさい!」と選手へのねぎらいの言葉が飛び交った。 パレードの後は優勝報告会に移動した広島カープ。MAZDA Zoom-Zoom スタジアム 広島でも大勢のファンが歓声を上げて選手の入場を迎え、黒田選手の引退の言葉に涙と感謝の歓声で応えた。※ほかの写真を見る