テレビやオーディオ、照明、エアコンなど……家電の数に比例してかさばるリモコンを一掃、1台でコントロールできるクマ型リモコン「Bearbot」が楽しい。 設定は簡単。スマホアプリと連動し、指先のジェスチャーを、家電デバイスごとに、電源のON/OFF、音量や照明のアップダウンなどのコマンドに組み合わせる仕組みだ。丸い耳のついたクマの形だけでなく、ジェスチャーによって変わる表情により、まるでペットを「飼いならす」感覚で、様々な家電を遠隔操作できる。 操作する指先を見たり、バッテリーが切れそうになるとうたた寝しそうになったり、「飼い主」との意思疎通に加え、くしゃみやあくびなどの「自発的行動」まで、表情のバラエティが幅広い。赤外線、bluetooth、ZigBee、無線の通信プロトコルを用いたユニバーサルリモコンであるため、ほとんどのデバイスと互換性がある。 ワイヤレス充電Qiシステムにより、約4時間で充電。クマの「顔」1.44インチTFT液晶スクリーンを通して、指先の細かいジェスチャーを3Dジェスチャー・コントローラが検知する。 スクリーンのない「子熊」バージョン、Mini Bearbotもある。「顔」がないのでインタラクティブな操作はできないが、「親熊」がデバイスから5m以上離れていたり、障害物に遮られるような環境では、なくてはならない「幼獣」として役立つ。 10月までクラウドファンディングプラットフォームINDIEGOGOで資金調達中。敏感なアーリーアダプターのサポートは順調に伸びている模様だ。