米Appleは、日本時間10日午前2時よりサンフランシスコにて開催したスペシャルイベントにて、「iPhone 6s」「iPhone 6s Plus」を発表した。新色のローズゴールドが追加された以外、本体の見た目は前モデルとほぼ変わらないが、中身は大きく刷新されている。 新しい操作体系として「3D Touch」を採用。これまでの平面的な操作に加えて、力を加えるという操作「Force Touch(フォースタッチ)」が追加されている。フォースタッチにより、機能のショートカットが行えるようになった。 また、本体内部にはTAPTIC ENGINEを搭載し、フォースタッチを行うことで本体がわずかに振動する。この動作によって適度なクリック感を得られるため、タップとフォースタッチを明確に使い分けることが可能だ。 第3世代のA9を搭載。CPUは70%、グラフィックスは90%高速化している。モーションプロセッサにはM9を搭載。指紋認証には第2世代のTouch IDを搭載。認識速度が2倍速くなった。LTEは300Mbpsまでの高速通信が可能に、バンドは23種に対応。Wi-Fiは866Mbpsに高速化された。 背面のiSightカメラは12メガピクセルとなったほか、撮像素子の改良で、色の識別がより正確に行えるようになっている。結果的にノイズが減り、ダイナミックレンジが広くなるなど、撮像画質を大きく向上している。 動画は4K解像度の撮影が可能になった。Facetimeカメラは5メガピクセル。液晶画面を使ったRetinaFlashができ、正確な色調で自撮りが行える。また、カメラでの撮影時、その直前の映像をあわせて保存する「ライブフォト」機能を追加。再生時に3D Touchを行うことで、写真を撮影した時点の数秒間の映像と音を再生する。 アクセサリーには新色のケースや、ドックがラインアップに追加。本体カラーにはシルバー、ゴールド、スペースグレイといった従来のカラーと、新たにローズゴールドが追加される。 価格はiPhone 6sの16GBが199米ドル、64GBが299米ドル、128GBが399米ドル(いずれも米国キャリアでの2年契約時)。iPhone 6s Plusの16GBが299米ドル、64GBが399米ドル、128GBが499米ドルとなる。 予約開始は12日より、発売は25日。日本を含む11の地域で発売開始となる。iOS9は16日に配信開始される。AndroidからiPhoneへの新しい移行ツールも用意するとのこと。[追記:4時45分] なお、アップル・ジャパンのウェブ上では、日本での展開をアナウンスしており、予約注文は12日16時1分開始。iPhone 6sは86,800円(税別)~、iPhone 6s Plusは98,800円(税別)~。
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