俳優の三浦春馬が、2015年公開予定の実写映画『進撃の巨人』の主演を務めることが3日、明らかになった。 人気マンガ・アニメ『進撃の巨人』の実写映画化プロジェクトがスタートしたのは昨年12月。監督を『ローレライ』『のぼうの城』などの作品で知られる樋口真嗣監督が務めることや、一部スタッフ以外、ストーリーや世界観など全貌はヴェールに包まれている本作だが、今回の続報で主演俳優とメインスタッフが明かされた。 特撮監督には、『のぼうの城』の監督補を務めた尾上克郎氏、撮影には『のぼうの城』で日本アカデミー賞優秀撮影賞を受賞した江原祥二氏、照明には『北のカナリア』で日本アカデミー賞最優秀照明賞を受賞した杉本崇氏、美術には『海猿』シリーズなどを手掛けた清水剛氏など、日本映画界屈指のスタッフが集結。衣装には扮装統括として『龍馬伝』『寄生獣』などを手掛けた柘植伊佐夫、衣装デザインに三田真一氏、特殊造形プロデューサーに日本の特殊造形・メイクの第一人者・西村喜廣氏、キャラクターデザインに、竹谷隆之氏(『巨神兵 東京に現る』)、貞本義行氏(『新世紀エヴァンゲリオン』)、田島光二氏(『寄生獣』)などアニメ界、特撮界のトップたちが集った。 また、巨人に襲われ荒廃した世界観の設定を活かすために、廃墟の聖地ともいわれる長崎県・端島(通称、軍艦島)での撮影が予定されていることも明らかになった。 実写版『進撃の巨人』は今年初夏に撮影開始、2015年公開予定。